R35が大好きな編集部員・ナコの日記【女性編集者、R35を……買う?! 】。最終考察編へ入りましたが、今回は、ちょっとブレイク。お高いお買い物になるので一呼吸置いて、と思っていたナコですが、O女史から嬉しいお誘いをいただき……。


ワクワクしたり、落ち込んだり、かと思えば気が大きくなったり……の、35(クルマ)購入への道程、ぜひ一緒に楽しんでください。




TEXT&PHOTO:生江凪子(Naco NAMAE)


PHOTO:Motor-Fan.jp / Special thanks:NISSAN / NISSAN CROSSING

日産 GT-R R35が好きな、興味がある皆さま、こんにちは。【女性編集者、R35を……買う?! 】をご覧いただき、ありがとうございます。


大好きな東京オートサロン2021がコロナ禍により中止となってしまったということもあり、今回は「購入を考える前に、落ち着いてほかのクルマも検討する」回にしようと思っていたのですが、日産広報部・O女史より嬉しいお誘いをいただいたため、またしても急遽予定変更。




……記念すべき第1回目のデジャヴ? 最後までおつき合いいただけたら幸いです。

R35の親玉に逢いに、いざ銀座!

Motor-Fan.jpでもお伝えしているとおり1月12日より「NISSAN GT-R50 by ITALDESIGNのテストかーが、期間限定で銀座のニッサン クロッシングに展示」されているということで、隙を見て(仕事をサボって)行ってやろうと画策していたナコの元に、 日産広報部のO女史よりメッセージが届きました。

「○日のクロッシングでのイタル撮影、モーターファンさんの予約が入っていますが、ナコさんもいらっしゃいますか?」




じつは今回の撮影チームには私は入っていなかったのですが……瞬時に勝手に混ざることにして「買う気で参ります!」とふたつ返事(「GT-R NISMO(2420万円でございますが)なんて目じゃない! って顔してお越しください!」とノリノリなやりとりをしてくださるO女史がとても好きです)。




撮影は夜、クロッシングの営業終了後20時から(こんな時節でなければ、カフェでお茶をしたりショップを見たり、早めに伺ってクロッシングを堪能したかったのですが……)。

銀座四丁目交差点にそびえる、ニッサン クロッシング。天気が良く、月もくっきりでした
目を惹く外観はもとより、銀座にフォーミュラEカー、ということですごく目立っています

プレミアムエディションは楽勝! NISMOもイケる!

NISSAN GT-R50 by ITALDESIGNは、車両本体価格が1億4230万5600円(しかも、注釈に為替レートによって価格が変動する場合がございます、って書いてあるから、もはや値段がよくわからない)。そしてさまざまなオプション設定があり、自分だけの1台を作り上げることができるのですよ。さすがです。ついに高級車の「値段、あって無きが如し」にGT-Rも加わりましたね。




でもってそのオプションの金額がですね……1オプションにつき580万円と、アリア1台分くらいかかります。NISMOの上にアリアを何台も乗っけていく感じでしょうか。「ちょっと、なに言ってるかわからない」と言いたくなります。

この車両は、どこもかしこもカーボン(か、アルカンターラ)。シートレールのパーツすらもカーボン。でも、気になったのは、めくっているフロアカーペット
これは、ディーラーオプションの13万2000円のものと同じかな。「高っ!」ってつけるかどうか悩んでいたのに、ここで見るとなんとも少額に思えてしまう……
リヤにはオプションの油圧式可変ウイングが付いています。そのお値段も580万円(正確に記すならば580万960円。960円、もはや丸めていいのでは)。奥に写るアリアが載っている感じですね

足元にはミシュラン PILOT SPORT4S。フロントは255/35 ZR 21、リヤは285/30 ZR 21である
圧倒的存在感を放つ、21インチ。つい「デカ! うす!」と叫んでしまうどこまでいっても素人な私
販売代理店の新開厚之さん(写真左)とジャスティン・ガーディナーさん(同右)より、車両の魅力を語っていただく(そして、真ん中でさも買うかのような態度を取っている私。すみません……)。「オプション全部のせにして諸費用を入れたら、1億8000万円弱くらいでしょうか」とめちゃくちゃ爽やかな笑顔で言われました

前の写真でルーフ位置がかなり低いことがおわかりいただけたかと思いますが、こちらの車両は全高が通常のNISMOより6センチほど下がっています(正確にはオリジナルより全幅が46mm広く、全高は50mm低い)。もちろん合わせてウインドウの高さも変更。つい「これ、ちゃんと閉まってる状態ですよね?」とか間抜けな質問をしてしまった。シャープな印象はこの全高の低さからもきているんですね

ちなみにこちらのNISSAN GT-R50 by ITALDESIGN、まだ購入エントリーができるらしいのです!


というのも、なにやら2月26日に次回生産分(8月)の1台分の販売枠の抽選があるそうで……(ま、買いま〜すって言っても、売ってもらえるかどうかは抽選次第ってことですが)。申し込みしますか? と再び爽やかな笑顔で言われましたが、丁重に遠慮させていただきました。気になるかたはお早めに。




そして完全に金銭感覚を失い気が大きくなり始め、O女史に向かって「さすがにイタルは買えないけど、プレミアムエディション1232万円は楽勝ですね? なんならNISMO(2420万円)もイケるかもしれません」と、もはや何基準なのかわからない寝言を残し、大満足で銀座を後にしたのでした。

NISSAN GT-R50 by ITALDESIGNは、ライトの光りかたもカッコいい(フロント編)

こちらはリヤ編(NISSAN GT-R50 by ITALDESIGNは、ライトの光りかたもカッコいい)
ちなみに、展示されているのは、コードネーム「0」のクルマ。欧州でナンバーを取るための試験はコードネーム「2」でやっており、並行してこの「0」で実際のテストを行なっているそうです。 さらにさらに! 2020年の東京オートサロンで展示もされた、こちらのクルマが最初の車両。コードネーム「00」です!

次回【女性編集者、R35を……買う?! 】「第一部最終回|アレ、私のクルマじゃなかったっけ」へ続く(1月29日更新予定)

Motor-Fan.jp公式Instagramストーリーズにて、R35への愛情あふれる番外編を毎日投稿中(18時頃更新)。ぜひご覧ください!
【概要】


ニッサン クロッシング」


所在地:東京都中央区銀座5-8-1


電話番号:03-3573-0523


営業時間:10:00~19:00


※「ニッサンGT-R50 byイタルデザイン」テストカーの展示は2021年1月12日~3月31日まで
ニッサン クロッシング公式サイト【外部リンク】
【編集者ナコ、R35を……買う?!】は、フィクションがちょっこし入ったノンフィクションの連載となります(回数、期間、それどころか金銭的・能力的に購入できるかどうかも未定)。クルマの運転に自信がなくても、GT-Rに乗れるのか? そもそもGT-Rって日常使いできるクルマなのか? などなど、GT-Rを購入するにあたってのさまざまなハードルを大真面目に考察した、まったくもって主観的な「R35との生活日記」となりますのでご了承ください。
情報提供元: MotorFan
記事名:「 R35? NISMO? もっと上を目指しますか? 連載|日産 GT-R が欲しい!