なおこの実証実験の一部を「ResorTech Okinawaおきなわ国際IT見本市2020」(2020年10月29日~11月1日、会場:沖縄コンベンションセンター)に出展予定だ。
沖縄県では外国人観光客の増加に合わせて、外国人のレンタカー利用が増加していた。これに伴い、交通事故も増加傾向にあり、当事者はもちろんのこと地域の方々の不安を少しでも解消したい思いから 2019年8月より取り組みを始めた。実証実験に向けた準備として、デンソーテンが提供する通信型ドライブレコーダーを搭載したレンタカーの走行データ分析や映像データ収集を行っている。こちらの取り組みは沖縄県の「令和2年度 アジアITビジネス活性化推進事業(IoT利活用促進)」に採択されている。
■ドライブレコーダー映像から作成した運転マナー動画の配布(レンタカー利用者の運転傾向からシーン抽出)
■スマートフォン専用アプリの顔認証で受付し、スマートフォンで車両の解錠・施錠
■ドライブレコーダー映像から自動生成したダイジェスト動画の活用
(<旅行前>おすすめ観光ルート案内、運転マナー講習、<旅行後>メモリアル動画提供)
■走行中の音声ガイダンス、多言語化(ガイダンス内容は国籍ごとの運転傾向に合わせてカスタマイズ)など
アイ・ムーヴ:レンタカーの予約・車両管理システムの活用
沖縄ツーリスト:レンタカーの運用や実証効果の検証
OTSサービス経営研究所:データ分析に基づいたレンタカー業務効率化策や事故低減施策の提案・助言
デンソーテン:通信型ドライブレコーダーのデータを基にした行動分析と、サービス活用につながるデータ提供