10月1日、三菱自動車は今年3月に発売した軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」「eKスペース」が、公益財団法人日本デザイン振興会の主催する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。

車名のとおり軽自動車とは思えない圧倒的な室内空間の広さが魅力

このたびの受賞では、多彩なボディカラーラインアップや使い勝手が良く快適な室内空間、先進の運転支援技術などの利便性が高く評価された。デザイン面の特長として「eKクロス スペース」は、三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。彫刻的で立体感のあるキャラクターラインや、ブラックのサイドシルガーニッシュやホイールアーチを用い、SUVらしい力強く安定感のあるデザインを実現している。また「eKスペース」は、親しみやすく、しっかりと丁寧に作りこまれたフロントフェイスに、柔らかなラインで構成された伸びやかでスタイリッシュなデザインを特長としている。




 審査員の評価コメントは以下のとおり。


「その車名のとおり、軽自動車とは思えない圧倒的な室内空間の広さが魅力である。クラスNo.1の後部座席のスライド量や、650 mmもの開口部があり、ハンズフリーで開けられるオートスライドドア、後部荷物室から片手で動かせる後部席も利便性を最大化している。軽自動車を購入する際の一番の選択理由が『色』であるそうだが(三菱自動車調べ)、爆発的に普及している軽自動車の色の美しさとバラエティは重要なポイントである。高速道路走行時のレベル2相当の高度運転支援機能の装備も遠乗り時の魅力を増している」

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。これまで60年以上にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は4万5000件以上にのぼる。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれている。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 三菱の軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」「eKスペース」が2020年度グッドデザイン賞を受賞!