メルセデス・ベンツ日本株式会社は、メルセデス・ベンツ「CLS」の装備を一部改良し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売する。なおユーザーへの配車は「Mercedes-AMG CLS 534MATIC+(ISG 搭載モデル)」は本日より、その他モデルは2021 年1 月以降順次予定している。

「CLS」は流麗でダイナミックなクーペスタイルと、サルーンの快適性と機能性を融合した「4ドアクーペ」という新しいセグメントを創出したトレンドセッターだ。対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を新たに標準装備とし、安全運転支援システムを最新のシステムにアップデートした。

CLSの主な変更点

自然対話式音声認識機能を備えた、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備した。その最大の特長の1 つが、人工知能による学習機能で、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えている。ボイスコントロールは「Hiハイ,Mercedesメルセデス」をキーワードとして起動する。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応している。

「Sクラス」と同等の、最新世代の運転支援システムが標準装備された。さらなる機能強化として採用された「アクティブブレーキアシスト (歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」は、対向車線を横切って右折しようとするときに、対向車線を直進してくる車と衝突する危険がある場合、通常の車速範囲内であれば自動ブレーキが作動する。対向車の検知は、フロントの長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラを使って行われる。また、新たに、停車時にドアを開けようとした際、後方から障害物が迫っている場合の警告機能を採用した。時速2km以上で後方から歩行者や自転車、自動車などが近づいている場合、ドアミラー外側にある警告表示灯が赤く点灯する。さらに、乗員がドアハンドルに手をかけた場合、音と表示で乗員に警告する。

価格は842万円から!

【CLS 220 d スポーツ】


2.0ℓ、直4 直噴ディーゼルターボ


842万円


【CLS 450 4MATIC スポーツ】


3.0L、直6 直噴ターボ


1095万円


【Mercedes-AMG CLS 53 4MATIC+】


3.0L、直6 直噴ターボ


1343万円
情報提供元: MotorFan
記事名:「 メルセデスベンツ、CLS を一部改良 対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備、最新の安全装備に