ホンダは、ホンダシビックタイプR「インディカー・シリーズ」のペースカーを発表した。1月に発表されたマイナーチェンジモデルがベースとなっている。

今回発表されたペースカーは、2006年以来インディカーで採用されているホンダペースカーの最新シリーズで、2020年のホンダシビックタイプRに加えられた改良により、エクステリアとインテリアのスタイリングが新しくなっている。乗り心地、ハンドリング、ブレーキ性能やエンジンの冷却が向上した。




「ホンダシビックタイプR 2020は世界最速の生産量を誇る前輪駆動車であり、ペースカーにぴったりだ。」と、アメリカンホンダのオートオペレーション担当であるArt St. Cyr氏は述べている。「レースで育てられた2.0ℓの直噴エンジンとターボチャージャー付きエンジンは、300馬力を超えるトルクと400Nmのトルクを生み出し、NTTインディカーシリーズをグリーンフラグに導くのに理想的なホンダ車だ。」

2017年の米国での発売以来、Civic Type Rは、強力なダイナミックパフォーマンスと日々の運転の穏やかさの融合により、世界的に高い評価を得ている。またシビックタイプRは、2018 AUTOMOBILE All-Star、および2018 Editor’s Choice by Car and Driverに選ばれた。さらに、シビックタイプRを使用してSROツーリングカーアメリカおよび世界中の他のレースシリーズに参戦するプロレーサーから、レーシングサーキットでうらやましいという声を得ている。

シビックタイプRペースカーには、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)が開発したサーキット用のパーツが採用されている。HPDの「ブレーキパッケージには、競技用ローター、レーシングパッド、ステンレス鋼ブレーキラインが含まれている。




この新型シビックタイプRペースカーがインディカーを引き連れて先頭を走るのが楽しみだ。

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情報提供元: MotorFan
記事名:「 ホンダ・シビックタイプR 新型のペースカー発表 発売予定の改良モデルがベース!