GT-Rプレミアムはダイナミックなエクステリアスタイルに加えて、インテリアには、快適性とホールド性を高めたフロントシートが装備されている。またNissanConnect、SiriusXMを搭載したNissanConnectサービスに対応している。
GT-R NISMOは、フロントとリアのバンパー、フロントフェンダー、フード、ルーフ、サイドシルカバー、トランクとリアスポイラーなど、エクステリア全体にカーボンファイバーコンポーネントを備えており、GT-Rプレミアムモデルとは一線を画している。
またGT-R NISMOの3.8リッターV6ツインターボエンジン(VR38DETT)は、最高出力600馬力、トルクは652Nmを発生する。それぞれが独自の「匠」といわれる技術者によって手作りされている。 今回の2021年モデルからはGT-R GT3レースカーから直接供給された、ターボ形状が変更され、2020年モデルよりブレード数が少ない専用のターボチャージャーが採用されている。
サスペンションはさらに強化され、これによってヨーレートレスポンスとコーナリングでの安定性を向上されており、スムーズで安定した乗り心地を実現している。また絶対的なパフォーマンスの実現のために、カーボンセラミックブレーキシステムを採用している。ブレンボカーボンセラミックローター(フロント16.1インチ、リア15.3インチ)とブレンボキャリパーの組み合わせにより、反応時間、耐久性、全体的なストッピング性能が大幅に向上した。
インテリアにはGT-R NISMO専用のRecaro®シートが装備されており、このシートは人間工学に基づいて設計され、肩甲骨と下半身のポイントを保持することに重点を置いて設計されており、ドライバーに車とボディの一体感を向上させている。またアルカンターラのステアリングホイール、赤いアクセントが付いた革巻きのシフトノブ、そして象徴的なNISMO赤いタコメーターなどが装備され、よりやる気の入るコックピットとなっている。
GT-Rプレミアム:約1203万円
GT-R NISMO:約2233万円