AOSHIMAにはもう一つ、DISMという塗装済み完成品ダイキャストミニカーのブランドがあるが、こちらは主に1/43や1/24といったダイキャストミニカーやスケールモデルの主流とも言うべきスケールで作られた高級志向の製品を扱っている専業ブランドという点がSKYNETとの違いと言える。
さて、シリーズ第二弾に選ばれたのはスズキのジムニーシエラ。JB64ジムニーではなくJB74ジムニーシエラ、それも左ハンドル仕様というたいへんシブい車種選択だが、実はこれ、製品自体は世界的に有名なミニカーメーカーであるLCD models社製のもの。ゆえに日本国内専売である軽自動車のJB64ジムニーではなく、国内標準の右ハンドル仕様でもないのだ。つまり「世界的に有名な方」が選択されているというワケだ。
発売されるのは大きい1/18スケールと1/64スケールのサイズ違いの2種類。それぞれにキネティックイエロー、ジャングルグリーン、ライトブルー(カスタムカラー)、シフォンアイボリーメタリックの4色が用意されている。
いずれも本体はダイキャストとABS タイヤがゴム素材というオーソドックスな構成。大きい1/18スケールの方はボンネット、各ドア、テールゲート、フューエルリッドが開閉可能、リヤシートやドアミラーが可倒式で、ステアリングも可動する。
対して小さい1/64スケールの方は各部の可動などはないもののエッチング製の銘板が付いた展示台が付属。もちろんどちらも実車の合理的で無駄のない機能美を追求し、歴代ジムニーのモチーフを散りばめた角ばったフォルムや存在感が余すことなく再現されている。
発売予定日はいずれも2020年7月、1/18スケールは予価10,300円(税別)、1//64スケールは予価1,850円(税別)だ。
※画像は試作品です。実際の商品とは仕様が異なる場合があります。