とはいえ今、この国はいつ感染爆発が起こっても不思議はないくらいの危機的状態にある。もちろん、通学児童の安全を守ることは重要なことだが、それよりも、対象県ではないにせよ「緊急事態宣言」が出ているにもかかわらず、即座に学校の休校措置をとらない石川県、そして、のんきに「移動オービス」のアピールをやっている石川県警の対応には疑問を感じざるを得ない。今、1番大切なのは、些細な速度違反を摘発することではなく、いかに人の動きを止めるか、なのだ。
さらに、それを何の問題意識も持たずに、相も変わらず聞いたことを右から左へ伝えている各メディアには、もはやあきれるしかない。ぜひ各メディアには、当初、「若者は感染しない」と思わせるような見当違いの情報を垂れ流したために若者の動きが止まらずに感染拡大に拍車をかけたということを認識、そして反省して社会正義を守る=正常な社会を守る義務を果たしてもらいたいものです!