本取り組みの実用化により、主に保守点検の人材が限られている地方空港において、空港職員が目視で実施している滑走路の日常点検をドライブレコーダーデータの画像認識による自動点検に置き換えることで、属人性を低減させた点検を可能にする。更には、軽度なき裂・損傷を早期に発見・補修する予防保全の実施により、空港の更なる安全安心を実現する。
■ 覚書の内容について:
両者は協働してドラレコを活用した滑走路面の調査及び点検の効率化に関する実証実験を行う
■ 実験期間:
令和2年3月30日~12月末日(両者合意の上で延長する場合あり)
■ 実験の役割分担:
NEC
・ドラレコ及び付属部品(SDカード等)の準備及び設置
・ドラレコで撮影した画像データの分析
南紀白浜エアポート
・車両走行場所(滑走路等)の提供
・ドラレコの設置車両の準備及び(日常点検業務での)路面画像の撮影
・空港事業者との各種調整
・画像の分析結果に対する技術的助言