展示マシンは、2020年のスーパーGT GT300クラスに挑むグッドスマイルレーシング&チーム右京の「グッドスマイル 初音ミク AMG GT」である。監督は片山右京、ドライバーは谷口信輝&片岡龍也という、お馴染みのコンビで2020年シーズンを戦う。
AMG GT3といえば、低重心、かつ優れた前後重量バランスにより、高いトラクション性能とコーナリング性能を両立された高いパフォーマンスを持つモデルとして知られている。新型AMG GT3は、6.2ℓ V8エンジンはそのままに、新デザインのバンパーやパナメリカーナグリルのほか、前後の意匠変更、新形状の空力デバイスで武装。さらに、バンパーやディフューザーを新設計することで、ダウンフォースを改善し、エアロダイナミクス性能を向上させているという。
最も目立つ位置に展示されているモデルは“電気自動車+SUV”のEQCである。東京オートサロンというカスタマイズカーの祭典で、次世代を象徴するモビリティを主役として展示しているのは、メルセデス・ベンツが掲げるCASE戦略を広く一般層にアピールする狙いがあるのだろう。ちなみに展示車両は、EQC 400 4MATICだ。
市販モデルのAMGは3台が展示され、メルセデスAMG CLA 45S 4MATIC+、メルセデスAMG A45S 4MATIC+エディション1、メルセデスAMG A35 4MATIC エディション1を近くで見て、触れることができる。
そのほか、ブース内には日本初のクリーンディーゼル・プラグインハイブリッドであるE350 de アバンギャルドスポーツ、 V220d アバンギャルド ロング、C220d ステーションワゴン ローレウスエディションなどを展示している。展示車両はどれも魅力的で、とても幅広いラインアップである。
ちなみに、メルセデス・ベンツ日本が東京オートサロンに初出展したのは2014年のことなので、今回で7回目となる。つまり名実ともに東京オートサロンの“顔”となっているのだ。見て、参加して、体感して、買い物が楽しめるというブースコンセプトは、毎年バージョンアップしているのが分かる。
会場に着いたら、東京モーターショーで好評だったスマホを使った「デジタルスタンプラリー」に参加して、物販コーナーの「メルセデス・ベンツコレクション」では、福袋ならぬ“福缶”をはじめとしたお買い得品のチェックを忘れないように。思わぬ掘り出し物に出会うチャンスがあるはずだ。
【メルセデス・ベンツ展示車両 一覧】
メルセデスAMG GT3
メルセデスAMG CLA 45S 4MATIC+
メルセデスAMG A45S 4MATIC+ エディション1
メルセデスAMG A35 4MATIC エディション1
メルセデス・ベンツEQC 400 4MATIC
メルセデス・ベンツ E350 de アバンギャルド スポーツ
メルセデス・ベンツ C220d ステーションワゴン ローレウスエディション
メルセデス・ベンツ V220d アバンギャルド ロング