・月間登録台数:221台(19年5月〜10月平均値)


・現行型発表:17年3月(一部仕様変更 19年5月)


・JC08モード燃費:17.8km/ℓ ※「GT BlueHDi」




REPORT●塚田 勝弘(TSUKADA Katsuhiro)


PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)/中野 幸次(NAKANO Koji)


MODEL●月城 まゆ(TSUKISHIRO Mayu)




※当記事は2019年11月発売の「2020年 国産&輸入SUV」に掲載されたものを転載したものです。

フロントドアよりも後ろ側のデザインを5008から変更し、スタイリッシュな2列シート5人乗りSUVに仕立てた。サイドビューでは、リヤに向かってウエストラインが駆け上がっていくスタイリッシュなラインが目を惹く。ルーフレールを全車に標準装備。

主用諸元 GT BlueHDI


全長×全幅×全高(㎜):4450×1860×1630


室内長×室内幅×室内高(㎜):―


ホイールベース(㎜):2675


トレッド(㎜) 前/後:1580/1590


最低地上高(㎜):175


車両重量(㎏):1640


エンジン種類:直列4気筒DOHCディーゼルターボ


総排気量(㏄):1997


最高出力(kW[㎰]/rpm):130[177]/3750


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):400[40.7]/2000


燃料タンク容量(ℓ):52(軽油)


トランスミッション形式:8速AT


駆動方式:FF


タイヤ・サイズ:225/55R18


最小回転半径(m):5.6


JC08モード燃費(㎞/ℓ):17. 8


車両本体価格:456万3000円

先進安全装備

衝突被害軽減ブレーキは5〜140㎞/hで作動し、対歩行者は60㎞/h以下、対車両は80㎞/h以下が条件になる。レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニター、アダプティブクルーズコントロールなどを標準装備。

撮影車両データ

ボディカラー:メタリック・コッパー


オプション装備:ファーストクラスパッケージ(30万6000円)/特別塗装色(6万500円)/専用ナビ+ETCユニット(24万6950円)/他

ボディカラー

「i-Cockpit」と呼ばれる機能美を感じさせるコックピットは、小径ステアリング、ステアリングリムの上から覗くデジタルメーターパネルなどが特徴。トグルスイッチには、ナビやオーディオ、ハンズフリー通話などのスイッチが並ぶ。

居住性

後席:シート高680㎜
前席:助手席シート高670㎜


前席は座面前後長の調整が可能で、背もたれの天地高も高く、ホールド性も適度に確保されている。6対4分割可倒式後席の中央席は、非常用で2名掛けが最適だろう。それでも左右席はゆったりしていて足元も広い。床から座面までの高さも高めになっている。

ラゲッジルーム

通常時:奥行き890㎜
後席格納時:奥行き1700㎜ 高さ720㎜ 幅1050㎜


スクエアな開口部、床面が特徴で、6対4分割可倒式の後席を前に倒せば少しシート部分が持ち上がるものの、ほぼフラットに拡大できる。さらに助手席バックレストも前倒し可能で、2.7m程度までの長尺物にも対応する。「GT Line」以上にはハンズフリー電動テールゲートを備え、リヤバンパー下で足を動かすことで、自動で開けることができる。

うれしい装備

開放感をもたらすパノラミックサンルーフは、電動メッシュシェード付きで日差しもカットする。一部グレードにオプション設定する。

「アドバンスドグリップコントロール」は、ダイヤルを回すだけでスノーやマッドなど状況に応じた走行モードに切り替えることができる。

シフトレバーの奥にスマホを置くだけで充電が可能な非接触式充電のQi(チー)を配置する。USBケーブルを使わないのが便利。

バイヤーズガイド

先進安全装備は全車標準で、ヒルディセントコントロール付き「アドバンスドグリップコントロール」を「GT」系に標準装備。上級の「GT BlueHDi」は、テップレザー/アルカンターラシートが標準。

GT Line

2019年5月に改良を受け、15㎰増、10Nm増となりATも8速になったガソリンモデルが抜群に良い。ディーゼルに比べて車両重量が120㎏も軽くなり、しかもそれがノーズまわり中心なのでハンドリングも軽快なのだ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 〈プジョー3008〉新世代プジョーを代表する中核モデル【ひと目でわかる最新SUVの魅力】