この日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ活動」、そして、彦根市の防災体制に関する取組みと、双方の取組みにお互いが賛同し、今回本協定を締結する運びとなった。
●「災害連携協定」の概要
・日産自動車および滋賀日産自動車は、彦根市で災害発生を起因とする停電が発生した際、市が指定する避難所(彦根市の小学校など、指定緊急避難場所63箇所の内、要請のあった場所)に、滋賀日産自動車の店舗に配備している電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償で貸与する。
・彦根市、日産自動車、滋賀日産自動車の協力により電気自動車(EV)からの給電を行うことで、災害時においても継続して電力が供給できる体制を整え、避難所の円滑な運営を図り、市民の生命及び身体の安全を守る。
今回の彦根市との「災害連携協定」も、日産のブルー・スイッチの活動に基づくもので、自治体と日産との協定では、彦根市が近畿初の連携パートナーとなる。
彦根市は、災害から市民の生命、身体および財産を守り、その安全を確保、もしくは災害による被害を低減することを目的に、災害に対する適切な備えと災害時の防災活動等を実行できるよう、「災害に強いシクミづくり」を目指し、防災体制の整備を推進して行く構えだ。