導入される機種はまだ明らかではないが、計上予算1300万円と想定サイズ、そして「レーザーで測定」と言い切っているあたり、航空計器製のレーザー式移動オービス、LSM-300であると判断して間違いはなさそう。さらに、今年度中の導入は1台のみだが、2020年から徐々に数を増やして行くらしい。北海道や三重県など、すでに稼働させている都道府県警察も1台~3台を追加購入しているが、今後は導入都道府県数だけではなく、機器の台数そのものも確実に増えていくはずだ。その姿を日常的に見かけるようになるのも、そう遠い話ではないだろう。
しかし、何度も言うが、相変わらずマスコミの報道は、まるで判を押したように「持ち運びが簡単で狭い道でも取り締まれる」、「後日呼び出しにより検挙できる」という警察発表を鵜呑みにした「いいとこ盗り」な話ばかり。誰も、国民が最も知りたい「レーザースキャンによる速度測定の精度」に疑問を抱かない、あるいはそれに一切触れないなんて、それでも「表現や報道の自由」を与えられているその代償として、「社会正義を守る義務」を科せられているマスコミと言えるんですかね?