では、現在、入札公募中、あるいは直近で入札が終了している関連案件を、検証してみよう。
以下は、現在判明している主な交通取締関係の物品調達&工事の入札公募状況
・埼玉県
「中央処理装置付無人速度違反自動取締装置設置工事」(2019/9/11):LHシステム新設?
・秋田県
「速度違反自動取締装置撤去工事」(2019/8/1):国道7号線秋田市浜田のHシステム撤去?
・茨城県
「交通取締用車(レーザー式車両速度計測装置搭載)1台の購入」(2019/8/1):レーザーパトカーの購入
「交通取締用車(覆面)5台の購入(2019/8/1):覆面パトカーの購入
「レーザー式車両速度計測装置の購入」(2019/5/28):LSM-100の購入?
・北海道警察本部
「可搬式速度違反自動取締装置1式の購入契約」(2019/8/23):移動オービスの追加購入
・千葉県
「可搬式速度違反自動取締装置1式」(納入日2019/11/29):移動オービスの購入
※( )内は入札日、納入時期等
というわけで、他にも広島県警、群馬県県警、長崎県警が可搬式速度違反自動取締装置(移動オービス)を導入、あるいは北海道警のネズミ捕り用レーダー大量調達など、2020年に向けた交通取り締まり態勢が着々と整備されている。特に、レーザー式移動オービスやレーザーパトカーによる最先端の取り締まりを本格化させようという意気込みが見て取れるのだ。中でも、関東1都6件中、唯一未だに移動オービス導入の話を聞かない茨城県の動きにも注目!
いずれにしても、我々、善良なドライバーも、今後、それなりの心構えが必要になることは確実だ!