加えて衝突警報も装備。車両前方に搭載されたミリ波レーダーが、進路上の先行車や障害物との衝突の危険性を検出した場合、ドライバーに警報ブザー及びモニター画面で警告。ドライバーの運転操作による衝突回避を支援します。
ITS Connect 車群情報提供サービスを活用して利便性も向上させた。車車間通信とミリ波レーダーにより、区間ごとの最大車群台数の範囲内で、車群を構成する車両、順序、車群長などの情報を認識し、ドライバーに車群の台数を通知。さらにバス停発車可能情報として、車群を構成する車両間で、お客様の乗降状況を把握。バス停からの同時発車を支援する。
ITS Connect 通信利用型レーダークルーズコントロールも注目だ。円滑な加減速を支援する全車速レーダークルーズコントロールを搭載。さらに先行車が通信利用型レーダークルーズコントロール対応車であれば、車車間通信により取得した先行車の加減速情報に素早く反応し、スムーズな追従を可能にする。バス専用道での車群走行時の車間距離の保持、後続車の速度安定に貢献する機能だ。
そして、ITS専用無線で青信号の延長や赤信号の短縮を路側装置に要求する機能もある。車群走行時には、最後尾車両から青延長の要求を発信することで、赤信号により車群が分断されるリスクを低減する。
オプションとして、自動正着制御も用意。これは路面の誘導線をカメラが検知し、自動操舵と自動減速により、乗降場の所定位置にバス停から隙間を開けずに停車させ、車イスやベビーカーを利用する人の乗降性を向上させる。