「東京方面から手軽に行ける、夏休み向けのリゾート地」として今も昔も人気なのが、大島、新島、三宅島、八丈島などの伊豆諸島。各島へは、250cc未満のバイクであれば、大型客船での輸送を受け付けており、現地でのツーリングも可能だ。各島の特徴、フェリーの乗車料金、バイクの輸送料金などをチェックしてみました。


REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)

「伊豆諸島」へのバイク輸送は『東海汽船』を利用

▲東海汽船の大型客船「さるびあ丸」。全長120m、全幅15m、航海速力20ノット、旅客定員1,546人。

 東京方面から、伊豆諸島の大島、新島、三宅島、八丈島などの離島へ向かうには、「東海汽船」のフェリーを利用していくのが一般的。




 単なる旅行として行くならば、早くて便数も多い「ジェット船」を使うのが便利だが、愛車のバイクでツーリングを! とするならば「大型客船」を選択すべし!




 輸送できるバイクは、50cc未満の原付1種から、排気量250cc未満まで(三輪は不可)。バイク用コンテナは、小型バイク2台、それ以外のバイクは1台しか積むことができないため、「仲間同士の複数台でツーリングしたい」という人は、運搬日をずらす等の工夫が必要となる。


 バイク輸送は予約制のため、乗船予約とは別予約となるので注意が必要。




 バイクの予約状況は下記で確認できる。

■東海汽船の大型客船「バイクの予約状況」を確認する
【予約、発着時間の確認、空席状況の問い合わせ等】


東海汽船貨物グループ


TEL 03-3452-5431(10時~16時/土曜・休日・年末年始を除く)


https://www.tokaikisen.co.jp/




≪バイクの予約状況の確認≫


https://www.tokaikisen.co.jp/boarding/baggage_motorcycle/

東京・横浜から伊豆諸島への航路をチェック(東海汽船)

▲上記マップは東海汽船ホームページより。

≪大型客船の出発地≫


●東京・竹芝客船ターミナル


住所:東京都港区海岸1-12-2




●横浜・大さん橋


住所:神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4

人気の大島、新島、三宅島、八丈島など、各島までの所要時間

「乗車料金」と「バイクの輸送料金」 ※2019年7月現在

「乗車料金(大型客船)」


●東京〜大島:5,710円(2等)~


●東京~利島:6,350円(2等)~


●東京~新島・式根島:7,680円(2等)~


●東京〜神津島:8,140円(2等)~


●東京〜三宅島:8,570円(2等)~


●東京〜御蔵島:9,620 円(2等)~


●東京〜八丈島:10,750円(2等)~




※表示の料金は大人、片道の金額。消費税、燃料油価格変動調整金を含む。






「バイクの輸送料金(東京から)」


料金は左から「50cc未満」「50cc以上125cc未満」「125cc以上250cc未満」


●大島:2,070円 4,140円 6,210円


●利島・新島・式根島:2,430円 4,850円 7,280円


●神津島・三宅島:2,670円 5,340円 8,010円


●御蔵島・八丈島:3,060円 6,120円 9,170円




※ 料金には消費税を含む。

大自然の宝庫、伊豆諸島へ行こう!

▲大島の夕日。
▲八丈島の「ふれあい牧場」。


▲大自然が広がる三宅島の風景。
▲美しい新島の海岸線。


▲イルカの棲む島、御蔵島にて。
▲船上から見た神津島。


情報提供元: MotorFan
記事名:「 大島、新島、三宅島、八丈島など、人気のエリアをチェック