また、エアインレットを統合したフロントバンパーや、エアロパーツに囲まれた低いウインドウは、このモデルのワイド感を高めるディテールとなっている。マトリクスLEDを採用したヘッドライトやフラットな形状のリヤコンビネーションランプも、新世代モデルを感じさせる。
リヤシートは3名掛けで、130mmの前後スライド機構を備えているほか、3分割の可倒機構を採用。さらに後席シートバックは7段階にリクライニングさせることが可能だ。
荷室容量は530Lを確保。分割可倒式リヤシートのアレンジにより、最大で1400Lまでその容量を拡大できる。また、荷室フロアは2段階に高さが調整でき、荷物の形状や大きさに合わせて荷室がアレンジできるのも特徴となっている。
パワーユニットはガソリンとディーゼルエンジンを設定。「45 TFSIクワトロSトロニック」は、230psを発揮する2.0Lターボを搭載。一方、ディーゼル車の「35 TDI Sトロニック」は150psを発揮する2.0Lディーゼルターボを積む。上位機種には「クワトロ」四輪駆動システムが組み合わされる。なお、年内には48Vシステムを組み合わせるマイルドハイブリッドが追加される予定だ。
先進運転支援システムでは、車線逸脱警告と車線変更警告を含む4つの機能を標準装備。さらにオプションで、進行方向や横方向の視界をサポートする「アダプティブドライブアシスト」が設定される。この機能は360°カメラによるパークアシストシステムや、駐車スペースから後退して出庫する際に側方から車両が来る場合に警告を発するリヤクロストラフィックアシストが含まれる。
そのほか、スマホとの接続対応を含む先進のコネクテッド技術や、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した音声認識機能付きのインフォテイメントシステムが採用された。