トルクメニスタンは、世界第4位の天然ガス埋蔵量を誇り、近年は天然ガスの輸出に加え、天然ガスの付加価値を向上させた製品の製造に力を入れている。今回完成したプラントは、川崎重工が2014年に完成させた同国東部マリ市の肥料プラント(尿素生産量64万トン/年)とともに、天然ガス資源の高付加価値化に寄与するものとして、同国から高く評価されている。
トルクメニスタンでは、今後も同規模のプラント増設需要があるなどGTGプラントへの関心が高く、川崎重工は今回完成したプラント建設の経験を活かし、トルクメニスタンおよび周辺国において今後も地域の人々の豊かな生活に寄与するプロジェクトに積極的に参画していく。