X7は3列シートを備え、定員は7名(あるいは6名)である。この大型SUV、やはり3列目のシートの存在というのが重要になるようだ。
全長5.1超え、全幅2mの巨体を駐められるガレージと1000万円超えの価格は、そうそう一手が出せない高嶺の華ではあるが、もちろんX7にもライバルは存在する。超大型SUVの世界をちょっと見てみよう。
定員は7名、車重は2420kg。エンジンは265ps/620Nmを発生するB57型3.0ℓ直列6気筒ディーゼルターボである。
レクサスSUVのフラッグシップがLXだ。こちらは車重2730kg。定員8名(5名乗りの設定もあり)。エンジンは、5.7ℓV8ガソリンで377ps/534Nmだ。JC08モード燃費は、6.5km/ℓ。こういう大型SUVを求めるユーザーは燃費はあまり気にしないのかもしれない。X7の燃費データは未公表だ。
アウディQ7は、2016年に登場した2代目モデル。車重は2060kgと比較的軽量(!)。ブラックスタイリングは7名乗りだ。エンジンは、2.0ℓ直4ガソリンターボ(252ps/370Nm)を積む。燃費もJC08モードで12.6km/ℓだから、びっくりするほどではない。
ニューヨークショーでお披露目された新型GLSは、現行GLSよりサイズが拡大して、X7よりさらに大きい。エンジンは3.0ℓ直6ディーゼルターボとなる。