岩手県の国道4号線に設置されていた、レーダー式オービスが姿を消した! これで全国に残存する旧型のレーダー式オービスは全500数10機中26機、内、一般道では10機と、もはや絶滅は時間の問題となった!

代役の移動オービス&レーダーパトに注意!

☆撤去オービスDATA


場所:岩手県紫波郡紫波町犬渕上田


道路:国道4号線


方向:北行き


機種:R型オービス


速度測定方式:レーダー式


制限速度:60km/h

 国道4号線を花巻市から盛岡市方面へ。紫波町犬渕の犬渕工業団地交差点手前で下り線を捕捉していた旧型のレーダー式オービスがこの3~4月頃、撤去された。




 このレーダー式オービスがデビューしたのは、40年以上前。導入当時はループコイル式のL型に比べ、設置コストも低く、いずれはL型を凌駕するのではないかと噂されたが、強めの電波を発しているためレーダー探知機が有効であり、また、数々の誤測定疑惑問題とも相まって、平成初期からすでに、撤去の一途を辿っていたという経緯がある。ここ数年でも、その撤去ペースがさらに加速しているというのが現状だ。また、実際に残存するものの内、明らかにダミーと思われるものもいくつかある。




 ちなみに、いまのところ新規交代の気配はないが、岩手県は移動オービスを導入県であり、県警の公式ツィッターなどでも積極的にそれをアピールしているほどスピード取り締まりを熱心にやっている。それだけに、当情報局が入手した、撤去ポイント周辺で移動オービスやレーダーパトカーによる取り締まりを実施しているという情報の真実性も高いはず。オービスがなくなったからといって油断は禁物です。


 

令和元年の交通取り締まりの傾向と対策は、こちら!絶滅寸前の旧型レーダー式オービスの正体は、こちら!
情報提供元: MotorFan
記事名:「 絶滅寸前の自動速度取締機、レーダー式オービスが、また消えた! 【交通取締情報】