月間販売台数:6666台(18年8月〜19年1月平均値)


現行型発表:17年5月


JC08モード燃費:35.2km/ℓ ※「B」「L」




レポート●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)


フォト●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)


モデル●住吉史衣(SUMIYOSHI Fumie)

飽きの来ないシンプルな造形が身上。水平基調のベルトラインにより伸びやかさを、エアロスカート風バンパーにより踏ん張り感が演出されている。バックドアガラス両サイドのブラックガーニッシュは、空力向上の機能パーツで、ワイド感ももたらしている。

■主要諸元 G“SAⅢ”


全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1500


室内長×室内幅×室内高(㎜):2025×1345×1240


ホイールベース(㎜):2455


トレッド(㎜) 前/後:1305/1295


車両重量(㎏):670


エンジン種類:直列3気筒DOHC


総排気量(㏄):658


最高出力(kW[㎰]/rpm):36[49]/6800


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):57[5.8]/5200


燃料タンク容量(ℓ):28(レギュラー)


トランスミッション形式:CVT


駆動方式:FF


タイヤ・サイズ:155/65R14


最小回転半径(m):4.4


JC08モード燃費(㎞/ℓ):34.2


車両本体価格:120万9600円

先進安全装備

衝突被害軽減ブレーキは警告から事前ブレーキ、被害軽減ブレーキアシスト、緊急ブレーキの順で作動。車線逸脱警報、誤発進抑制(前方/後方)、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームも含めたセットで用意される。

撮影車両データ

ボディカラー:スカイブルーメタリック


オプション装備:ワイドスタンダードメモリーナビ(12万4200円)/純正ナビ装着用アップグレードパック(1万9440円)/ETC車載器〈エントリーモデル〉(1万7280円)/カーペットマット〈高機能タイプ/グレー〉(2万153円)

ボディカラー

居住性

後席シート高:600mm
前席:助手席シート高590mm


ヘッドレスト一体型の前席は、サイズも大きめでホールド性も比較的確保されている。後席の足元は広いものの、座面がやや水平基調で、床から座面までの高さも低め。後席ヘッドレストは上位グレードに標準、ほかはオプションになる。

インパネ

シンプルなデザインと水平基調によりスッキリした印象を受ける。上位2機種は、ブラックとライトグレーの2トーンで質感にも気を配られている。プッシュ式オートエアコンは「G“SAⅢ”」に標準で、ほかはダイヤル式マニュアル。

ラゲッジルーム

通常時:奥行き360mm

後席格納時:奥行き1250mm 幅890mm 高さ750mm

後席はスライド不可の固定式で、背もたれは左右一体可倒式なので、通常時もしくは、背もたれを前に倒した状態のみ。通常時の奥行きは短めなので、荷物が多い時などは前倒しするしかないが、スクエアな開口部と低床設計により大きな荷物の出し入れも楽にできる。樹脂製バックドアは、軽い力で開閉が可能で、電気スイッチ式オープナーを軽で初めて採用する。

うれしい装備

前席足元にあるセンターフロアトレーは、上に箱型ティッシュなどが収まり、下にはスマホなどの薄い小物が置ける二重構造を採用する。

メーター内のマルチインフォメーションディスプレイには、アイドリングストップ積算や燃費スコアが表示され、エコドライブの参考になる。

冬場に重宝する前席両側のシートヒーターを最上級グレードにのみ標準装備する。快適装備を重視するならこの「G“SAⅢ”」一択になる。

バイヤーズガイド

X“SAⅢ”

「B“SAⅢ”」は緊急自動ブレーキを備えて低価格だが、ドアミラーの電動機能やフルホイールキャップが備わらない。買い得なのは「X“SAⅢ”」だ。LEDヘッドランプやワイパーの車速感応機能が装着されて装飾類も増える。

プッシュスタートとキーフリーシステム、15インチアルミホイールを「G“SAⅢ”」に標準装備し、「X“SAⅢ”」は電動格納式ドアミラーと後席ヘッドレストを標準化。先進安全装備レス仕様は、「L」と「B」に設定する。


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情報提供元: MotorFan
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