月間販売台数:11194台 タントを含む(18年8月〜19年1月平均値)


現行型発表:13年10月(一部改良 17年12月)


JC08モード燃費:28.0㎞/ℓ ※「X」系のFF車




写真解説●蔵田智洋(KURATA Tomahiro)


PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)


MODEL●住吉史衣(SUMIYOSHI Humie)

全高 1750㎜ 全幅 1475㎜ ミラー・トゥ・ミラー 1855㎜
開口高 520㎜


全長 3395㎜ 最小回転半径 4.4m〜4.7m

■主要諸元 RS“トップエディションリミテッドSAⅢ”(特別仕様車)


全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1750


室内長×室内幅×室内高(㎜):2200×1350×1365


ホイールベース(㎜):2455


トレッド(㎜)前/後:1300/1295


車両重量(㎏):960


エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ


総排気量(㏄):658


最高出力(kW[㎰]/rpm):47[64]/6400


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):92[9.4]/3200


燃料タンク容量(ℓ):30(レギュラー)


トランスミッション形式:CVT


駆動方式:FF


タイヤ・サイズ:165/55R15


最小回転半径(m):4.7


JC08モード燃費(㎞/ℓ):26.0


車両本体価格:174万9600円

乗降性

〈前席〉ステップ高 360㎜ 助手席シート高 680㎜

〈後席〉シート高 720㎜ ステップ高 385㎜

前後席ともに乗り降りはとても楽だ。前席はAピラーも立っている上に、四角く大きなドアは90度近く開く。センターピラーを持たない構造で、後席は左右ともにパワースライドドアで開閉。開口部は広く、足元に段差もない。

軽自動車枠いっぱいのスペース効率が高いスーパーハイトのパイオニア。「トップエディション」では大胆なメッキグリルと大型エアロバンパーで迫力あるスタイルとなる。「RS」系は15インチアルミホイールを標準装備。

先進安全装備

世界最小ステレオカメラ使用の「スマートアシストⅢ」を「X」以外に標準装備。衝突被害軽減ブレーキは車両と歩行者にも反応し、誤発進抑制機能は前進、後退ともに反応するなど5つの安全装備機能をパッケージング。

撮影車両データ

ボディカラー:ブラックマイカメタリック


オプション装備:8インチスタンダードナビ標準プランA〈プレミアムシャインディープブルー調〉(19万1894円)/ETC車載器(1万7280円)/カーペットマット〈高機能タイプ・グレー〉(2万5553円)

ボディカラー

※は2万7000円高。

室内高が高く開放的な居住空間

インパネ



インパネシフトレバー、ベンチシートを採用し、高いルーフと小窓を持つAピラーが立ったデザインで視界はとても良い。狭い街中でも取りまわしに困ることはないだろう。センターメーターを採用したユニークなデザインで運転席前には収納ボックスを装備している。

前席

ブラックのシートはファブリック/レザー調で硬さもあり、しっかりとした掛け心地で長時間走行でも疲れない。運転席はシートヒーターを装備。着座位置は高めだが、それ以上にルーフが高く開放的だ。

後席

後席の広さは格別だ。頭上空間、足元ともに広々しており、リラックスした姿勢が取れる。クッション部は柔らかく、前面のふくらはぎの部分までレザー調素材で覆われ高級感がある。足元にはヒーターダクトを装備。

ラゲッジルーム

〈通常時〉奥行き 320㎜

〈後席格納時〉高さ 1040㎜ 奥行き 1300㎜ 幅 870㎜

後席は左右独立で荷室から前後スライドが可能で、4名乗車の通常時奥行きは270㎜〜530㎜の範囲で可変できる。5対5分割可倒式シートを倒しての最大奥行きは1300 ㎜となり、かなり大きな荷物でも積める。さらに助手席背もたれを前向きに倒せば、最大奥行きは2150㎜となり長尺物も楽に積めるのだ。

うれしい装備

助手席の背もたれは後席から前方にフラットになるまで倒せるので、停車中ならテーブルのように使える。耐荷重3㎏までの格納式のコンビニフックも装備する。

直射日光を遮る引き出し式のロールサンシェードを左右リヤドアガラスに装備。外から見えにくく、着替えや車中泊の時などプライバシーの保護にも役立つ。

ワンタッチオープン/予約ロック機能付きの左右パワースライドドアスイッチは、インパネ右下。キーレス操作も可能だ。
パノラマモニター対応純正カーナビ装着車用アップグレードパックの360度ビューモニターは駐車時などにとても重宝。


運転席のみとなるがシートヒーターを装備する。暖気後でないと温風のでないエアコンと異なりすぐに暖まるので助かる。
助手席前インパネのセンターコンソール寄りの場所にHDMI&USB端子を装備。携帯電話の充電や電子機器に対応する。


運転席側ステアリング前方に幅270㎜×高さ80㎜×奥行き120㎜のリッド付き収納ボックスがあり、小物を入れられる。

運転席の背もたれの後ろのシートバックポケットには上ふたつ、下に大型の計3ポケットで小物の収納にとても便利。

特別装備が充実したお買い得な特別仕様車

タント、タントカスタムをベースに、パノラマモニターや右側パワースライドドアなど内外装で特別装備を充実させた特別仕様車「VSシリーズ」を用意。専用車体色となるレーザーブルークリスタルシャイン(写真)も新設定されている。

2名乗車+最大ラゲッジスペース
2名乗車+長尺ラゲッジスペース


2名乗車で後席を倒せば奥行き1300㎜×幅870㎜のフラットで広大なスペースとなる。また助手席側の背もたれを前倒しすれば、最大奥行き2150㎜×幅435㎜の縦長のスペースとなるので、前後席タンデムで2名乗車しての移動なら、かなりの長尺物の積載も可能。

バイヤーズガイド

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X “トップエディション SAⅢ”

RS “トップエディション SAⅢ”

カスタムを買うならスタイルに見合った、力強い走りが得られるターボを選んでおきたい。特に今なら精悍なスタイリングの「RS“トップエディション”」をベースに、フロントグリルLEDイルミネーションを追加しながらも、170万円を切る価格を実現した特別仕様車の「VS」が設定されているので、これを選ぶのが正解。

全グレードでFFと4WDを選択可能。ターボは「RS」系で15インチ、自然吸気は「X」系で14インチタイヤだ。大型エアロバンパーを装着するのが「トップエディション」。スマートアシストⅢ装着グレードは「SAⅢ」となる。


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情報提供元: MotorFan
記事名:「 〈ダイハツ・タントカスタム〉居住空間拡大の新境地を開拓したパイオニア【ひと目でわかる軽自動車の魅力】