レポート●工藤貴宏(KUDO Takahiro)
フォト●森 信英(MORI Nobuhide)
助手席まで低く沈み込んで荷室を拡大
〈運転席まわり〉質実剛健に徹した道具感がたまらない
右側はメーター内の液晶画面の操作に加え、CVT車はクルコンのスイッチを盛り込む。シンプル装備の廉価グレードまで含めて前走車追従型なのは驚きだ。左側にはオーディオスイッチを装備。
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マルチインフォメーション・ディスプレイ
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軽バン初の6速MT
短めのストロークで、ソリッドな感触だが固過ぎないシフトフィールが心地いい。なんと軽バン初の6速だ。アクセル&ブレーキの著しい左寄りがないペダルレイアウトも従来の軽バンに比べて自然。ただしフットレストはない。
〈居住性&乗降性〉快適性を重視した運転席。他の座席は格納性が最優先。
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助手席と後席を日常的に畳んで使うユーザーも多いことだろう。そのため外す必要のあるヘッドレストやリヤピローを固定する場所をしっかり用意。
〈室内の収納スペース〉前例がないほど数多くの収納で快適をサポート
〈ナビ・AV・空調〉全グレードにオーディオを標準装備
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オーディオは2タイプ
〈ラゲッジルーム〉低いフロアと高い天井がハイレベルな積載力を生む
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低い床と高い天井による、軽自動車としては圧倒的な大空間が見事。後席位置が前寄りなので奥行きがN-BOXより広い。水が染み込まない床のマットをはじめ、壁のトリムも傷が目立たない仕上げ。
座面ごと床下に沈み込む後席の採用で、低くてフラットな床をつくり出せるのが自慢。床を低くすることで実用性向上をねらったことがよくわかる。自転車などの積み下ろしも楽だ。
アイデア次第でラックやフックが追加できる
注目装備
Hondaスマートキー:「+STYLE 」系のキーは非接触式。キーを取り出さずにできる施錠/会場は手がふさがりがちな商用車にこそ便利だ。
モーターファン別冊ニューモデル速報 Vol.575 ホンダN-VANのすべて
詰める遊べる大開口空間
左側センターピラーレス&助手席ダイブダウン。実用性マックスの新提案「軽バン」
ドライビングインプレッション
ライバル車比較試乗
開発ストーリー
メカニズム詳密解説
デザインインタビュー
使い勝手徹底チェック
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