PHOTO&REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)
市光工業のアフターマーケット部門子会社であるPIAAは、市光工業の親会社となっている大手総合サプライヤー・仏ヴァレオのアフターマーケット部門・ヴァレオサービスの日本拠点として、ヴァレオ製品の販売とPIAA独自製品の製造・販売を担っている。
今回のIAAEには、PIAAブランドからはLEDバルブをはじめとしたランプ類やエンジンオイルフィルター、エアコンフィルター、クーラーボックスなどを出品。
そして、ヴァレオのアフターマーケット向け製品を一斉に披露し、交換用ヘッドランプからスターター、オルターネーター、エアコンシステムに国産商用車用クラッチまで、幅広くラインアップしていることを訴求していた。
その中でとりわけ目立っていたのが、現行ミニおよびアウディA3用のヘッドランプユニット。これらはOEM製品と同じラインで製造されており、「自動車メーカーのロゴが入っていないこと以外はOEM製品と基本的に同じ」(同社説明員)だという。
そして、もう一つ注目したいのが、アフターマーケット専用に展開している国産商用車用クラッチ。元来ヴァレオは1923年の創業当時より摩擦材の生産を手掛けており、クラッチのフェイシングで世界第一位のシェアを誇るエキスパートだ。その約一世紀にもわたる歴史に裏打ちされた、高い耐久性と静粛性、扱いやすさを強くアピールしていた。