REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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■使ってわかった3つのポイント
・取り付け性にも優れたスマートボディ
・車両前後の状況を鮮明に記録
・スマホで簡単快適コントロール
個性的なスリム&スタイリッシュボディにリア用カメラを組み合わせた2カメラモデル。車両前後の状況を同時に撮影できるためアオリ運転や追突などにも対応する。
本体の取り付けはフロントガラスに貼り付けるようなイメージで、目障りにならないスマートな装着が可能。カメラ部分を回転させることで角度調整が行える。付属カメラはブラケット一体型のうえに小型(61×27.5×32.5mm)でリアウインドーに貼り付けても後方視界を妨げる心配がない。本体同様にカメラ部分を回転させて角度調整が可能だ。
高画質にこだわった設計を備え、フロント、リアともにSONY Exmor R STARVISイメージセンサーとAmbarella社映像処理A12チップを搭載。解像度は前後ともにフルHD(1920×1080)で、上の写真を見ての通り高精細で鮮やかな映像を記録する。そのうえスーパーナイトビジョン2.0、ISP(Image Signal Processing)画像技術を備え、夜間の暗い路地や駐車場など低照度の環境でも明るく映し出す。さらに逆光時やトンネルの出入り口などで明暗差を補正して白飛びや黒つぶれを防ぐWDR機能も搭載している。
また、ドライバーをサポートする運転支援システムも用意。車線逸脱警告、前方衝突警告、低速前方衝突警告、前方車両発車警告を備え、状況に応じてアラームを発する。
オプションの接続ケーブルを利用すれば、駐車中に車体への衝撃や周囲の人の動きを検知して自動録画を行うこともできる。
本体にディスプレイは無いが、代わりに専用アプリをインストールしたスマホとWi-Fiを介して連携。手元のスマホで映像再生やダウンロードができ、録画機能の設定なども行える。Windows用、Mac用のパソコン向け専用ビュワーソフトも用意し、前後カメラの記録映像とともにGPSやGセンサーで取得した情報の確認もOKだ。
■GPS:搭載
■Gセンサー:搭載
■最大記録解像度:1920×1080(フルHD)
■最大記録画角:対角約140°