平成26年から平成29年度まで穴ぼこ等道路の損傷による事故について、件数は横ばい、損害賠償は減少傾向にあったが、今年度は現時点でも前年度を大幅に上回っている。その要因として、市道の老朽化が進む中で、多発する損傷を把握されていないことが考えられる。日常の業務で市内をくまなく走行するタクシーは、道路状況を最も多く詳細に把握でき、特に台風や大雨による冠水などもタクシー協会と協定を結ぶことで、加盟社全車からの情報が集約される。
1 協定締結先
一般社団法人奈良県タクシー協会奈良市部会
代表幹事 奈良近鉄タクシー株式会社
代表取締役社長 梅谷 裕規
2 協定締結年月日
平成31年3月25日
3 奈良県タクシー協会加盟事業所名及び車両保有台数
奈良近鉄タクシー株式会社 302台
服部タクシー株式会社 55台
大和交通株式会社 67台
(参考)奈良市内タクシー事業者数:10法人及び個人タクシー協同組合(13社)
4 情報提供内容
道路の陥没、 穴ぼこ等の道路損傷
道路上への土砂崩落、 土砂流失又は落石
道路上への倒木。
その他、 道路通行上危険があると思われるもの
5 予算(費用負担)
奈良市及びタクシー協会の負担なし
6 情報の提供先(課)
建設部 土木管理課
総務部 総務課 庁舎管理係
7 道路延長距離(奈良市内)
奈良市道 1,590km
国道 92km
奈良県道 210km