例えば真夏の運転で、ヘルメット内部に熱がこもれば集中力も削がれてしまう。J-CruiseⅡの高いベンチレーション機能は、そんな危険性も防いでくれそうだ。
真夏といえば強い日差しも対策したいが、J-CruiseⅡがあれば特別な装備は不要。先代の特徴であるインナーサンバイザーが継承され、さらに従来よりも面積を拡大。防眩性が向上し、より安全な運転が可能だ。
そしてシールドシステムにも注目。装備されるCJ-2シールドは、歪みの少ないクリアな視界を確保。シールド下部のリブのおかげで高い剛性がありながらも、巻き込み風を抑えて快適性を確保。窓ゴムも従来の二重リップ構造からエアタイトシーリングに変更したことで、耐久性・密着性が大幅に向上している。ちなみにCJ-2シールドは、曇りを防止するPINLOCK EVO lensを採用。曇りやすい多湿な天候でも心配は無用だ。
J-CruiseⅡにはツーリング愛好家には嬉しい拡張機能が備わる。帽体の左下部を見ると、三角形の不思議な部分があるのだが、実はここにSENA製専用設計のインカム「SAL」「SAL2」を装着可能。通常インカムを装着すると、その分出っ張ってしまいヘルメットの取り回しに影響するのだが、J-CruiseⅡならその心配は無用。より快適に、仲間との無線通信を楽しめるだろう。
ショウエイらしい機能・利便性に加えて機能拡張といった先進性も持つJ-CruiseⅡは、まさに機能美を体現するヘルメットと言えるだろう。
・サイズ…XS(53cm)、S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)
・カラー…ルミナスホワイト、ブラック、マットブラック、アンスラサイトメタリック、ライトシルバー、ワインレッド