水口社長は「まずは全バラにしてみて、どうやってイジっていくか考えます」と発言。
すると多田CEは「パワーを追求するなら、2JZ-GTEを搭載してレース用のシーケンシャルミッションにしてしまうのがてっとり早いですよね。HKSさんにはぜひとも派手にイジってスープラを世界にアピールしていただきたいです」と、開発責任者とは思えないコメントが!
とはいえ、トヨタ86が誕生したときも、そして新型スープラ誕生にまつわる一連のインタビューなどを振り返っても、多田CEは「スポーツカーの盛り上がりはアフターパーツメーカーの力があってこそであり、カスタマイズシーンが盛んになってこそ」だと公言してくれている。
そんなこともあり、新型スープラのチューニング&カスタマイズパーツ市場の盛り上げのために、すでにその図面やパーツ開発の方向性に関する議論が両者の間で行われていても不思議ではない。
また、86についてはHKS+神戸トヨペット+谷口信輝のタッグでいち早くD1グランプリに投入されているという歴史がある。
ということで、さっそくウェブオプション取材班は、関係筋への情報収集を開始。そして、ひとつの結論に達した。
『HKSは、新型スープラをドリフトの最前線に送り出そうとしている。』
ドライバーは、トークショーに出演した谷口信輝選手、斎藤太吾選手のツートップ。つまり2台体制だ。
取材中、かなり核心に迫る内容も聞かれたが、HKS側が沈黙を守っているので現段階では触れないようにしておくが、近いうちにHKSに突撃取材したいと思う!
また、今週末(2月9日)から開催される大阪オートメッセのHKSブースではどんな発表があるのか、楽しみだ!