首都高速4号線下り、三宅坂ランプ先でスピード抑止効果を果たしていたHシステムが、姿を消した。が、ユニットが設置されていたアーチや「速度落とせ」の電光板、そして事前の警告板は、現時点ではあるがそのまま残っている。果たして新規代替えの可能性は?

事故多発地点だけに新規オービス代替えは必須?

速度標識、事前警告板に続いて電光警告板も健在。

☆撤去オービスDATA


場所:東京都港区元赤坂1


道路:首都高速道路4号線


方向:下り


機種:Hシステム


速度測定方式:レーダー式


制限速度:60km/h
後方のビルの窓が紛らわしかった在りし日のHシステム。

 現場は以前から速度超過やハンドル操作ミスによる事故が多発している地点。10年前にも走行中の大型トレーラーがカーブを曲がりきれずにバランスを崩し、横転するという重大事故が起こっている。それだけに、撤去されたHシステムはスピード取り締まり オンリーではなく、事前に電光警告板を2連設置するなど、速度抑制=事故防止にも一役買っていたわけだ。




 が、全国的なHシステム撤去の潮流の中、ついに撤去されたわけだが、場所が場所だけに、「危険な事故を抑止する」という意味でも、ここはぜひとも、新規オービスを後継として設置したいと警察は考えているはず。それが、アーチや警告板、さらに電光板までもが残存している理由なのかもしれない。




 果たして、今や固定式オービスの主役となったLHシステムが新設されるのか、はたまた新たにループコイルを埋める手間と費用が省けるレーザー式が採用されるのか、動向を見守りたい。

新春早々、撤去オービス情報は、こちら!北海道のHがついに撤去!
オービスの種類解説や最新新規&撤去情報はこちら!

情報提供元: MotorFan
記事名:「 オービス撤去情報! 首都高速事故多発ポイントの守護神、Hシステムがついに引退!【交通取締情報】