エクストレイルには同社がこのオートサロンで発表したPremium Personalizationが施されたもの。これは「AUTECH」のシート色や素材、ステアリングの色やステッチデザインを組み合わせる事が出来るプログラムのことで、ノート「AUTECH」とセレナ「AUTECH」(ともに1月11日発売)、そしてエクストレイル「AUTECH」(1月28日発売)に用意される。とくにエクストレイル「AUTECH」では、運転席と助手席をパワーシートに変更すると同時に、シートの色も選ぶことが可能だ。
「プレミアム パーソナライゼーション プログラム」は、細部までこだわりを表現したいオーナーや、他人とは違う個性的なクルマを好むオーナーに向けて、オーテックジャパンの職人の技により一台一台丁寧な手作業で仕立てる、完全受注生産車とのことだ。
……というようなことがオーテック・ジャパンとニッサン・スポーツ・インターナショナルの代表取締役社長 兼 最高経営責任者を務める片桐隆夫氏によって説明されたのたが、氏が最後に放った言葉が印象的だった。
曰く、オーテックのイメージカラーであるブルーは「創業の地である茅ヶ崎の海の色」だったという。
よくクルマのボディカラーに使われるネーミングは「アトランティックブルー」とか「アドリアブルー」というような、外国をイメージさせるものが多いが、茅ヶ崎のブルーとはすばらしい。箱根のグリーンとか、知床のホワイトみたいに、もっともっと日本の地名や地形にちなんだボディカラーが増えてもらいたいものです。