6位 トヨタ・ヴォクシー…… 92,421台
7位 日産セレナ …… 90,369台
8位 トヨタ・カローラ…… 81,391台
9位 トヨタ・ヴィッツ …… 78,634台
10位 ホンダ・フリード…… 75,384台
<2017年 4月~18年3月>
1位 トヨタ・プリウス…… 149,083台
2位 日産ノート…… 131,119台
3位 トヨタ・アクア…… 128,899台
4位 トヨタC-HR…… 102,465台
5位 ホンダ・フィット…… 99,734台
6位 ホンダ・フリード…… 95,483台
7位 トヨタ・ヴォクシー …… 91,185台
8位 トヨタ・シエンタ …… 90,756台
9位 トヨタ・ヴィッツ…… 86,214台
10位 日産セレナ…… 81,005台
長らく日本のコンパクトカーの代表格であったトヨタ・カローラがトップ10から姿を消したが、本年4月以降の統計では復活。だがこれは6月に発売された3ナンバーの「カローラスポーツ」が追加された効果であり、単純にコンパクトとしてカウントするわけにはいかないだろう。それ以外は車両販売台数ランキングにおいて、常にそのトップ10に顔を出すテッパン車種はおおよそ固定化している。
あくまでももちろんこのクラスの主流は、「安くて小さいのに便利」ではあるが、各クルマの内容を吟味してみると、単に安さだけを求めたモデルとは一線を画す車種の人気が高まっている。特にアクアやノートなどは、質感の向上策が継続的に行なわれ、今やダウンサイザーの受け皿としてのモデルという側面も持っている。こういった潮流は今後も促進されるのではないだろうか?
このクラスの今後の商品性のブラッシュアップと人気の推移に興味がわく。
日産ノート、トヨタ・アクアともに現行型デビ ューから時間が経っているが、アクアは装備や走りの質感の向上、 ノートはe-POWERの追加などによって随時商品性が高められ、継続的にトップクラスの販売台数を維持している。
コンパクトクラスで数少ない3列 シートを持つフリードとシエンタ もトップ10に食い込んだり、ギリギリ落ちたりといった順位で推移。 販売台数も最近は拮抗。シエンタは2列仕様の追加で再びフリードを引き離すのか?
輸入車コンパクトは国産と比べて車格に対する価格に割高感もあり、各車の紹介ページのデータが示すように、販売台数が国産より少ないのが現実。しかし独特の味わいや世界観のある、趣味性の高いモデルばかりなので「他人と同じクルマには乗りたくない!」と考えるオーナーにとっては、むしろ歓迎するべき数字と言えるだろう。