陸上自衛隊新多用途ヘリコプターは、米国ベル・ヘリコプター・テキストロン社と共同開発した民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」を共通プラットフォームとし、防衛装備庁との間で締結した試作請負契約により陸上自衛隊向けに開発中の機体。今後、2018年度末の防衛装備庁への納入に向け、引き続き各種の社内飛行試験を実施する。また、宇都宮製作所内に陸上自衛隊新多用途ヘリコプターおよび「SUBARU BELL 412EPX」用の新たな製造ラインを構築して量産体制を整え、防衛事業の推進と、海外を含む民間ヘリコプター市場での販売拡大に努める。