「YOKOHAMA HOTROD CUTSOM SHOW(ヨコハマ ホットロッド カスタムショー)」が、パシフィコ横浜にて今年も12月2日(日)に開催され、1万8000人の来場者で賑わいました。出展はカスタムショップやペインターらがメインですが、そんななかひときわ目立つ大きなメーカーブースがあります。「我こそはカスタムシーンを牽引する」と言わんばかりの、ハーレーダビッドソンです。
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ハーレーダビッドソンは純正アクセサリー&カスタムパーツを豊富にラインナップし、車検適合の合法カスタムが楽しめます。最新のビッグツインエンジン「ミルウォーキーエイト」の排気量は1745ccと1868ccの2本立てで、ストック状態でも充分に大きいのですが、さらに1916ccまでスケールアップするキットをメーカー純正でリリースし、全国の正規ディーラーで組み込めてしまうから驚きです。カスタムカルチャーをメーカーが後押しする姿勢は、昔も今も変わりません。
Born Free 10でBest in Showを獲得したリアルレーサーも
夏の終わり、1903年の創業以来本社を構え続けるアメリカ・ミルウォーキーで、ハーレーダビッドソン115周年アニバーサリーイベントがおこなわれました。公式会場にはカリフォルニアで人気のカスタムショー「BORN FREE」も招かれ、さまざまなバイクの展示がありましたが、なかでもひときわ異彩を放っていたのが、いにしえのランドスピードレーサー(最高速度記録挑戦車)を再現した1948年式UL"Blackbird"です。
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記念すべき第10回となった6月の「Born Free 10」では、栄えある"Best in Show"を受賞。空力を考慮した外装やホイールで、ライダーは伏せるように前傾姿勢となって走ります。ビルダーのJustin Wallsさんによると、地上最速を競うボンネビル・ソルトフラッツ最高速度トライアル(アメリカ・ユタ州)に参戦するとのことです。サイドバルブエンジンを搭載した、その美しい姿がホットロッド カスタムショーにもあり、注目を浴びていました。いったい、どれほどの記録を出すのでしょう。今から楽しみです。
まだある! 気になる最新Vツインカスタムたち
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青木タカオバイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。
BMWの新型エンジン世界初披露! ホットロッド カスタムショー2018