日立オートモティブシステムズは、今回の事業譲渡により、さらなるコア事業の強化に注力する。今後も、車両の運動性能を向上させる、乗用車向けステアリング、ブレーキ、サスペンションなどのシャシー製品に加え、電動化および先進運転支援・自動運転(ADAS/AD)など、強みを持つ電子・電動化技術を生かした、モーター、インバーターなどの電動化製品や外界認識センサー、電子コントローラーなどの自動運転分野に対する事業の強化を推進していく。
クノールブレムゼ社は、1905年の創業以来、鉄道・商用車用のブレーキシステムの分野で世界をリードしてきた企業。今回の事業譲渡により、クノールブレムゼ社のグローバルな顧客基盤や技術、ノウハウを活用して本事業を発展させていく。また、ブレーキとステアリングの統合制御技術など、クノールブレムゼ社が推進する商用車向けの先進運転支援・自動運転の技術開発に本事業が貢献することで、同社のグローバルな事業展開を加速させる。
株式譲渡契約締結日 2018年12月7日
吸収分割契約締結日 2019年1月(予定)
吸収分割効力発生日および株式譲渡日 2019年3月1日