とはいえ、ダウンサイジングターボが主流の最近は排気量ではなく、そのパフォーマンスからグレード名が与えられるケースが多い。それ故「これってどのくらいの車なんだろう……」と悩むことも。そこでエンジン、最高出力、最大トルク、それに価格を並べて俯瞰してみた。なお価格は2019年1月に改定される新価格である。
CクラスAMGは3タイプ用意されるが、そのエントリーグレードと言える。とはいえ最高出力390ps、最大トルク520Nmはいずれも巨大な数字だ。しかも43は4Maticで4WDなのに価格は相対的に控えめである。
C 63はC 63 Sと同様の4.0ℓV8ツインターボを積む。CクラスのAMGでは中間に位置し、スペックはC 63 Sに届かないが、650Nmのトルクは今どきのスーパーカーに肩を並べるレベルだ。なおカブリオレにはラインナップされないので注意。
トップレンジのC 63 Sはスペックも価格ももちろんCクラスのハイエンドだ。エンジンの性能を高めるだけではなく、ダイナミックエンジンマウントを備えており、サーキットではドリフトをして、一般道では快適に移動できそうだ。