東京モーターショー2017で世界初公開された、次期・アクセラ(Mazda3)となる「マツダ 魁(KAI)CONCEPT」。マツダの将来ビジョンを象徴する、次世代商品群の先駆けともいえるコンセプトカーとして披露された。そして、2018年11月28日(日本時間)、米国ロサンゼルスモーターショーで新型アクセラとなるMAZDA 3が発表。LAショーは、ほぼ市販のカタチで披露されるというが、コンセプトカーからどう市販化モデルとして変化し世界で初披露されたのか。まずは写真でその違いをみてみよう。

ハッチバックとセダン、2タイプのボディ形状を用意

ロサンゼルスモーターショー会場にて2018年11月28日(日本時間)、新型「Mazda3」がベールを脱いだ。ボディ形状は、ハッチバックとセダンの2タイプ

 待ちに待ったといっていいのではないか。ついに、アクセラの後継となる新型Mazda3が発表された。




 このMazda3は、マツダの”新世代商品”として初陣をきったモデルで、今後のマツダデザインの方向性を知る上でも、興味深いモデルといえるだろう。




 Mazda3は、ひとつのネームプレートのもと、セダンとハッチバックの2タイプのボディをもち、ハッチバックではエモーショナルさを、セダンではエレガンスさの追求をテーマにデザインされている。




 ここでは、速報として、LAモーターショーで披露された「MAZDA 3」と、東京モーターショー2017で披露され今回のMAZDA 3となるコンセプトカー「マツダ 魁(KAI)CONCEPT」のフォルムを写真でお届けする。

【Mazda3 セダン】

【Mazda3 ハッチバック】

 マツダの発表によると、エクステリアデザインは「ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションの動きによって、これまで以上に力強く、味わい深い生命感をつくり込みました」とのこと。

【Mazda3 ハッチバック】

【マツダ 魁 CONCEPT】

 フロント部分の違いは、ヘッドライトまわりといえよう。マツダ 魁 CONCEPTのヘッドライトは細く長くだが、Mazda3は肉厚を持たせ、さらにサイドへの回り込みは抑えられているようにも見える。

【Mazda3 ハッチバック】

【マツダ 魁 CONCEPT】

 サイドセクションで見比べると、フロントセクションとは違った印象。マツダ 魁 CONCEPTの方がノーズは長いと見られたが、サイドの写真で見比べると、Mazda3の方がノーズが長く見える。さらに、ヘッドライトのサイドへの回り込みは、フロントセクションで受けた印象とは違い、ほぼ同じ寸法(デザイン)となっている。

【Mazda3 ハッチバック】

【マツダ 魁 CONCEPT】

 リアセクション、ここでは「ハッチバック」による比較となるが、マツダ 魁 CONCEPTとMazda3には違いはないといっていいだろう。ただ、ハッチ部分の開口部は、マツダ 魁 CONCEPTより広くとられている模様。




 現状、写真を見た限りでは、「マツダ 魁 CONCEPT」は、ほぼ市販モデルとして東京モーターショー2017で披露されたといえる。




 Mazda3とマツダ 魁 CONCEPTの違いは、サイドやリヤについては、ほぼ同じ。識別できるとすれば、フロントセクション、特にライトまわりの造形といえようか。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【速報Mazda3/デザイン比較】マツダ 魁(KAI)CONCEPT はマツダ3となり、どうブラッシュアップされたのか