日産のグローバルマーケティング、ブランドストラテジー担当常務執行役員のルー ドゥ・ブリースは、
「日産はフォーミュラEシリーズへの参戦に向け、e.damsとパートナーシップを結ぶことで、彼らの持つレースやチャンピオンシップでの勝利に向けたノウハウを活用することが可能になりました。フォーミュラEのシーズン5は、参戦する全チームが新開発のマシンとパワートレーンを採用することが義務付けられており、チャンピオンシップはさらに厳しいものになるでしょう。日産はパートナーシップへのコミットメントの一環として、e.damsの株式を取得しました。ジャンポールや彼のチームとともに戦いに挑めることをとても楽しみにしています」と語りました。
e.damsのチーム監督であるジャンポール・ドリオは、「私たちは日産とともに、この先に待ち受ける新たなチャレンジに取り組んでいきます。私たちは、これまでフォーミュラEで築いてきた歴史を大変誇りに思っており、これから新たなパートナー、新たなマシンとともに、シリーズの歴史に新たな1ページを刻むことを、とても楽しみにしています」
と期待を語った。
シーズン5からより大きなパワーと長い航続距離を実現するGen2マシンが投入されることにより、これまでの4シーズンで、フォーミュラEの特徴として認知されてきたレース中のマシン交換は不要となる。日産とe.damsは、すでにGen2フォーミュラEマシンでのテストを開始しているという。