元々となるオートスポーツに対しての追加アイテム(新車を買うときのオプションパーツ)という意味合いからオプション。こうして、オートスポーツ・オプション(AUTO SPORTS Opt.)が増刊号として誕生した。
創刊初期は、F1やWRC,アメリカンモータースポーツまで取り上げていたがその方向性に本体、オートスポーツを越える手応えがなかったが、3号目に特集した『“ハコ”こそわが命・大流行のチューニング極致特集号』に大きな反響があった。
生粋のレーシングカーではなく、市販車をベースにしたハコ車(改造車)によるレース、マイカーにも転用できる(できそうな)魅力に溢れていたのだ。
これをきっかけに、当時盛り上がりの機運を見せたいたストリートの改造車(チューニング)をターゲットにした雑誌として舵を切り、1981年に現在の『オプション』のタイトルで独立創刊。走り屋のためのカーマガジンとしてのスタートした。
走り屋=暴走族、世間はそう見たが決してそれだけではなかった
創刊500号記念ツーリング
現在発売中の2018年9月号が、創刊500号(増刊号も含む)。表紙や告知に使われているのは、創刊時の『東名レース』をオマージュして、撮影会の前に行われた『新東名ツーリング』の1コマ。
創刊500号ということで、新旧世代のチューニングカーを集め富士スピードウェイのパドックで大撮影会を開催。そこには、創刊時期からのレジェンドや、日本のチューニングを世界に知らしめた立て役者、さらに次世代を担う若手チューナーたちも集まった。
オプション創刊500号 記念号、ぜひ一読してもらいたい。