今年はRING RACING with NOVELチームの2台でニュルブルクリンク24時間レース・SP3クラスにダブルエントリーをしている佐々木孝太選手。スバル/STIチーム時代を含め、豊富なニュルブルクリンクの経験を買われ、まさに大車輪の活躍だ。


 残り4時間となったところでドライバー交代を終えた佐々木選手に話を伺った。




--今年のニュルですが、ずっと乗っていませんか?


佐々木:


ほんとですよね。すでに6、7、8スティントくらい乗ってるかな?


(1スティント約1時間とすれば20時間中8時間以上乗っていることになる。)


42号車のRCFは、ファーンバッハー兄弟と吉本大樹選手と自分のチームで上を狙っていく体制なんだけど、ファーンバッハー兄弟の体調が悪くなってしまって、乗車回数が増えたんですよ。


43号車のCCS-Rは、日本人チームのヘルプということでエントリーしたのですが、コースがかなりヘビーコンディションになってしまい、まだ経験が多くなこちらの乗車回数も増えました。




--雨の様子はいかがでしたか?




佐々木:


走る周によってまったくコンディションが違うので、かなり大変でした。クルマも2台の性能とかタイヤの太さも違ったり、合わせていくのは大変でしたね。ちょっと疲れました。




--途中、カルロ選手が乗るWRX/STIが近くにいたことは知っていましたか?




佐々木:


本当ですか!? 全く知らなかったです。順位も近かったんですか? 一つ後ろ? いやぁ、知らなかったです。でも、こういうコンディションはスバルにとってはいいですよね。




--かなり迫ってきていましたね。




佐々木:速かったでしょ? まあ、それはともかく、こんなおじさんドライバーにこれだけのスティントを任せてもらえるのはありがたいことですよ。残りも頑張りますよ!




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若干お疲れの表情だった佐々木孝太選手。


その経験を買われてまさに大車輪の活躍です。


残りのスティントも頑張ってほしいと思います!




(F WATANABE)

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ニュル24時間レースにダブルエントリーしている佐々木孝太選手に聞く