アイシン精機株式会社とIdein(イデイン)株式会社(以下、Idein)は、人工知能を組み込んだ製品開発において資本・業務提携契約を締結することに合意した。

アイシン精機とIdeinの資本・業務提携契約を締結するにあたり、Ideinの行う第三者割当増資をアイシンが引き受ける(出資比率5%)。


アイシンは、これからのクルマ社会に貢献する新たな技術開発を進めるため、「ゼロエミッション」「自動運転」「コネクティッド」の3分野を次世代開発の核となる重点開発領域と定め、開発を進めている。そのなかで、これまでにもIdeinとはドライバーモニターシステムなどの画像認識系の製品において技術協力を実施しており、今回の資本・業務提携により、さらなる技術開発基盤の強化をめざす。


一方Ideinは、人工知能モデルの設計に強みがあり、量産マイコンへ搭載する技術力を持つ。今回の提携を機にIdeinは経営基盤の強化を図ると共に、自動車に関わる領域にも事業を展開していく。


両社は技術・人材交流や研究開発プロジェクトを通じて、最先端の技術開発に取り組んでいくという。

Idein株式会社


設立:2015年4月


本店所在地:東京都千代田区神田神保町1丁目13番CONVEX神保町4階


代表者:代表取締役中村晃一


資本金:98百万円


売上高:100百万円


従業員数:16名


主な事業内容:組み込みプロセッサで深層学習を高速実行する技術の研究開発
情報提供元: MotorFan
記事名:「 アイシンとIdein、人工知能(AI)分野で資本・業務提携