製造開始年/1962年
排気量/1300cc
エンジン/直列4気筒
もともとアバルトに乗っていたMさんだが、もう少しパワーのあるイタリア車が欲しいと念願のアルファロメオ・ジュリエッタを購入した。この車は第二次世界大戦後に量産車メーカーとなったアルファロメオが開発し、大人気となったスポーツカーだ。
「やはりイタリア車のデザインが良いですね。この車はカロッツェリア・ピニンファリーナが車体製造を担当しています。エレガントだけれど乗るとやんちゃなところもあって。この排気量の中でどこまで走れるかを楽しんでいます」とMさんは話してくれた。
【FIAT500R】
製造開始年/1936年
排気量/594cc
エンジン/直列2気筒
5年前にバラバラの状態で購入して自分で組み立てたという整備士のNさん。映画「ルパン3世 カリオストロの城」に登場したフィアット500Rを見て一目惚れをしたという。
「この車は2台目なんです。1台目は結婚した際に手放したのですが、もう一度欲しくなったんです」と話す。自分でデザインしたドアパネル、赤色に張り替えた内装など世界にひとつだけの車にした。
「走行中にコンデンサーが壊れて夜中にひとりで押して歩いたこともありました。でも走っていると皆が見てくれるのは嬉しいですね」。