【年忘れレポート】モーターファンWEB・山田編集部員が10月に訪れたアメリカ・ラグナセカ。グローバルマツダ MX-5カップ チャレンジの取材である。今年も残りわずかとあって、ただいま1年間の写真データを整理していたところ、この取材で出していなかった写真がありました。(PHOTO:山田俊輔)

大きな落差のあるS字コーナー、コークスクリューで有名なマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ。こっちの取材が本命ですが……。

まず「MX-5」とは、マツダ・ロードスターの海外仕様車のこと。「グローバルマツダ MX-5カップ チャレンジ」とは2017年10月にアメリカ・ラグナセカで行われたワンメイクレースである。まずは取材したレースの模様からどーぞ。

グローバルマツダ MX-5カップ チャレンジ Race1グローバルマツダ MX-5カップ チャレンジ Race2【ドライバーを育てる仕組み】グローバルマツダ MX-5カップから見る「北米でマツダ車が支持される理由」

初アメリカだったワタクシ山田。風邪を引き、大きなマスクで顔を隠していたためでしょうか? 入国審査で別室に連れていかれるというトラブルから、今回の旅は始まりました。


それはさておき、初ラグナセカでの取材とあって、見るものすべてがフレッシュで、右向いてキョロキョロ、左向いてキョロキョロ。原チャリ好きなワタクシ、ドライバーやメカニックのみなさんがサーキットのアシとして使用しているピットバイク、こちらに興味津々でした。

【HONDA・RUCKUS】


北米のスクーターカスタムシーンで有名なRUCKUS。日本でいうところのズーマーですが、日本のものよりもヘッドライトが一回り大きいのが北米仕様ならではの特徴です。

【HONDA・GROM】


こちらは125ccミッション車のGROM。USDMカスタムのベース車として人気の高いモデルです。

【HONDA・GROM】


こちらは大型ヘッドライトが特徴の旧型GROM。カートリッジ式倒立フォークなど、原付クラスらしからぬ装備が自慢です。

【YAMAHA・VINO】


ボディのサイドにVINOのエンブレムがありますが、日本で販売されていたモデルよりもヘッドライトが大きく、ウインカーも四角いです。

【HONDA・METROPOLITAN】


スクーピーの北米版、METROPOLITAN(メトロポリタン)……の旧型モデル。現行モデルはハンドルマウントにヘッドライトが取り付けられたタイプです。

【HONDA・RUCKUS】


こちらも北米版のズーマーですが、ヘッドライトをデュアルタイプから大型の一灯式にカスタムされています。

【HONDA・CRF50/CRF70】


灯火類のない競技専用車。キッズ用として、オフロードの入門用として人気のモデルです。

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【HONDA・ELITE】


こちらはスペイシーの海外仕様車。パワー志向のアメリカ人は2ストスクーターがお好きなよう。

【HONDA・EZ-9】


1990年にオフロード専用スクーターとして発売されたモデルもラグナセカではピットバイクに。ちなみにEZ-9と書いてイージーナインと読みます。

【YAMAHA・JOG】


50kg以下の超軽量ボディで人気を博した1983年発売の初期型JOG。フロントフェンダーがピョーンと飛び出たデザインから「ペリカン」の愛称でもおなじみ。前カゴがレトロな雰囲気です。

メーカー、車種ともに不明のオフロード風バイクも走ってました。リヤショックがなんだか華奢な印象です。

動物も撮ったよ

コース脇にはリスがたくさん。なんという種類でしょうか?愛くるしいですね。でも餌を探そうとレース中にコースを横切ったりもするの危険な存在だったりします。

トカゲも発見! パタパタ走って逃げて行きました。カワイイです。

アメリカにいると普通のカラスさえもなんだかカッコよく見えてきます。北米のカラスはアメリカンとレイヴンが主な種類だそうですが、これはどっちでしょう?

こちらは猫ちゃん……のヌイグルミ。電池駆動でリアルに動き、ミャーミャー鳴きます。サーキット内ではカスタムショーも併催中。

バイク以外の移動手段はゴルフカートがメイン。運転しているのはマツダ広報の皆川さん、後部席は自動車雑誌Tipoの編集長さんですね。

と、こんな感じでピット散策を存分に楽しむことができました。ホンダとヤマハ以外のピットバイクは、アプリリア(のミッション車のRS125)が1台とメーカー不明のキッズ用オフロード車がいたくらいだったかな。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 原チャリ好き必見! ラグナセカのピットバイクはジャパン製だらけ!?【サーキット裏レポート】