インフラ協調型ITSサービスのさまざまな社会実験が始まるなか、OKIは今後も新たなインフラ整備に貢献するとともに、そこで得た技術とノウハウを基本としITSサービス「LocoMobi2.0」による民間展開を推進する。
今回開設した「ITSテストコース」は、OKIグループとして、これらの活動を推進するための技術開発や商品評価などを行なうことを目的としている。具体的には、ETCシステム、フリーフローETCシステム、「LocoMobi2.0」などの商品開発評価や、通信技術(V2X)、交通環境のセンシング技術の開発を実施する。また、自動車・車載向けの試験・評価・解析サービスや先端運転支援システムにおいても活用する予定である。
OKIは、次世代交通事業で2017年度から2019年度の売上250億円を目指すという。
「ITSテストコース」の主な評価試験
ETC2.0に関連する機器の開発評価
(プローブ情報収集、解析機器の開発評価)
ETCシステムの開発評価
所在地
埼玉県本庄市小島南4-1-1(OKI情報通信本庄工場内)
全長:約300m
コース内容:直線路:約120m(F柱3本設置)
周回路:約180m(ガントリー6本設置)
常設機器:ETCシステムほか