また、一般的には硬く快適性に劣るとされる中空ではないノンパンクタイヤと組み合わせれば、スムーズで快適な乗り心地を犠牲にすることなくパンクによるメンテナンスの手間も省けることになる。大都市圏を中心に急拡大しているシェア自転車へのソフトホイール採用が進めば、メンテナンスコストが課題のシェア自転車産業に変化が生じることも期待される。
SoftWheel Ltd
ソフトホイール社は、車輪を再発明することを目的として2011年に設立され、これまで北米と欧州の車いす市場で順調に事業展開を進めてきた。現在は、さらに大いなる発展を目指し、世界でシェア自転車運営会社との協業を開始させる一方で、自動車やその他の産業への展開も視野に入れた製品開発に取り組んでいる。