そして、2017年に「Return to the Frankfurt Motor Show」パネルに書いてある。
ーさて、サンダーパワーです。このモデルって、前回のフランクフルト・モーターショーのときと同じですよね? この顔つき、印象に残りますからね。おっ、2018年にカタロニアにR&Dセンターを作って、18年中に、このセダンをメディア・ラウンチするって書いてありますよ。僕は写真を撮ってますから、難波さん、コメントをこのボイスレコーダーに吹き込んでおいてください。
(といって、難波さんにボイスレコーダーを渡す)
難波:えー、サンダーパワーです〜。サンダーパワーなんですけど、あんまり本当にしゃべるところがイマイチないですが……。そうですね。インテリアですけど、大きな観音開き、大きな液晶のパネル。んー、ですね。良く作り込んではありますけど、特に言うことは、特別なことはないです。で、外観もですね、全体が非常に甘い感じがしますが、それが、サンダーパワーのデザインの特長になっている、ということでもあります。ええ。
非常にあのホンワカとした感じ。で、ちょっとゆるい、間が抜けた感じなんですけど、でも、特長にはなっていますよね。いま、どの自動車メーカーも顔とかパーツとかが非常にキツいのでそのへんが特長になっています。で、もしかすると自社で製造可能なプレスの能力とか、そのへんも考えてコーナーをあまり厳しくしないということを考えているのかもしれませんが、そこはわからないところですね。
そうですね。SUVとセダンと両方ありますが、バランスは取れていますが、これも特長、話すべき特長はそんなにないです。セダンのモデルも、そうですね、どういう位置づけのモデルになるんでしょうか。セダンの方はSUVよりも少しダルで、締まりがないのが逆にこっちはマイナスポイントになっている感じが多いですね。なんとなく、だらけた感じですね、はい。まあ、でも、この間の抜けた雰囲気とかがサンダーパワーの造形特長と言えば、いまはそういうふうに見えます。
とういうことで、サンダーパワーのブースを出ると、次はいよいよ、メルセデスの館です。でもすでに、ここまでで相当歩いています。
難波:のど渇きましたね。
ーですね。
難波:ちょっとビールでも飲んでから次に行きますか?
ーですね。
ということで、いったんホールの外へ出て、美味しいドイツビールで喉を湿らせて、次回はメルセデス編です、