叡山電鉄は、観光用車両「ひえい」を3月21日にデビューすると発表した。



外装デザインは叡山電車の2つの終着点にある「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現している。

また、側面に配されたストライプは比叡山の山霧をイメージしている。



内装デザインは座席にはゆったりとしたバケットシートを採用。一人ひとりの着席スペースを明確にするとともに座り心地の向上を図っている。照明には、初めてLEDダウンライトを採用し、今までの車両とは違った非日常感を演出した。

バリアフリーへの対応として八瀬比叡山口駅側のドア付近に車いす・ベビーカースペースを1か所を設置。車外の行先表示器は日本語のほか、英語、韓国語(ハングル)、中国語(簡体字)の4か国語で表示する。

運行区間は叡山本線出町柳駅~八瀬比叡山口駅間、火曜日を除く毎日運転する。

(画像提供:叡山電鉄)

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情報提供元: Ex-Train