静岡鉄道は、新型車両A3000形が鉄道友の会選定の2017年ローレル賞を受賞した。10月7日に新静岡駅で受賞式を開催した。



須田寛鉄道友の会会長より酒井公夫静岡鉄道代表取締役会長へ表彰状を授与した。



柚原誠鉄道友の会副会長より今田智久静岡鉄道代表取締役社長へ記念盾を授与した。



車内では須田寛鉄道友の会会長、前田秀幸総合車両製作所常務取締役、今田智久静岡鉄道代表取締役社長の3名により記念プレート除幕が行われた。







須田寛鉄道友の会会長、柚原誠鉄道友の会副会長、久保敏鉄道友の会副会長、加藤幸弘鉄道友の会選考委員長、曽根悟鉄道友の会顧問、前田秀幸総合車両製作所常務取締役、酒井公夫静岡鉄道代表取締役会長、今田智久静岡鉄道代表取締役社長、大杉淳静岡鉄道常務取締役、仲田健二静岡鉄道取締役鉄道部長の10名によりくす玉を割って受賞を祝った。



受賞式終了後、浅井将勝新静岡駅長が出発の合図を送り、特別記念列車が長沼駅構内へ向けて出発した。



特別記念列車が長沼駅構内到着後撮影会を行った。



「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」は鉄道友の会が毎年1回、前年1月1日から12月31日までの間に日本国内で営業運転を正式に開始した新造、改造車両から選定する賞で2017年は候補当該車両41車両のうちブルーリボン賞に1車種、ローレル賞に3車種が選定された。





現在の鉄道車両において確立・熟成された高い信頼性を持つ技術をバランスよく選択しており路線規模・運行形態・保守性などとのマッチングを十二分に考慮し、コンパクト且つオーソドックスにまとめられた車両であることなどを高く評価し、ローレル賞に選定した。



A3000形は43年ぶりに導入された新形式の通勤型車両で2023年までに全12編成24両が導入される計画で静岡鉄道100周年となる2019年度には、7色のラインナップが完成する予定となっている。



情報提供元: Ex-Train