熊本電気鉄道で運転している、元東京急行電鉄の頃から活躍した通称「青ガエル」が老朽化のため2月14日に引退した。

正面は湘南スタイルの2枚窓、愛嬌ある顔つき、緑一色のカラーリングで「青ガエル」の愛称で親しまれてた。当時の面影を残したまま最後の5101A号車は、譲渡されてから約30年間にわたって運転されてきた。



引退当日は、ラストランセレモニーを開催し、中島敬高熊本電気鉄道代表取締役社長が挨拶。蒲島郁夫熊本県知事、くまモン熊本県営業部長兼しあわせ部長も駆けつけた。

ラストランは北熊本駅20時59分に到着し、運転士へ花束が贈呈され「青ガエル」は引退した。今後は北熊本駅で保存される予定となっている。

(画像提供:三浦一幹氏)


情報提供元: Ex-Train