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KUHLといえばいまや東京オートサロンや大阪オートメッセなどで、ド肝を抜くショーカーを展示することで知られていますが、その実態はエアロパーツメーカーであり、コンプリートカーショップであります。
ショーだけをみているとR35 GT-Rやヴェルファイアなどのフラッグシップクラスのカスタムのイメージをもつかもしれませんが、じつは手がけるクルマには何の脈絡もありません。
86やスイフトスポーツといったスポーツカーのエアロパーツを作ったかと思いきや、電気自動車のリーフをやってみたり、はたまたランドクルーザープラドのコンプリートカーが出てみたりと、次は何がくるのかわからないミステリアスなブランドでもあるんです。
きっと独自のセンスによってカスタムベース車としての潜在能力を見出された車種が選ばれているとは思いますけどね。
そこで、今回選ばれた車種が「RAV4」というわけです。
SUVはこれまでもハリアー、C-HR、ランドクルーザープラド、パトロール(日産の逆輸入車)と展開してきていますが、RAV4それらとはまた違ったアクティブビークル的な性格をもっているので、エアロパーツの仕上げ方もちょっと違うようです。
今回開発されるパーツは全部で6つ。
・フロントディフューザー
・サイドステップディフューザー
・リアハーフスポイラー
・フロントグリル
・フォグガーニッシュ
・スラッシュ4テールマフラー
となります。
それぞれこんな感じです。

新型RAV4は標準グレードとアドベンチャーの2種類ありますが、まずは標準グレードをベースに開発を進めているとのことです。
ポイントはやはりスポーティさを強調しているところにあります。まずフロントディフューザーでいうと、これまではフラットで左右両端のみ立ち上がっていたデザインでしたが、今回はセンター部分も立ち上がっています。
これはクロスカントリー車のアンダーガードっぽさをイメージしているそうです。
そして、フロントグリルやフォグガーニッシュはシンプルかつエッジの効いたデザインにして、フェイスのイメージをガラっと変えていますね。
また、リアは現時点ではまだ未定な部分が多いのですが、上下2分割になる可能性もあります。
その間を左右4本出しマフラーが飛び出してくるといったデザインなわけですね。
新型RAV4はアクティブにどこでもいけちゃう感のあるクルマですが、KUHLのイメージCGのようにローダウンしてエアロパーツでスポーティに仕上げてるのもありではないでしょうか? 深リムの大口径ホイールもよく似合っています。
エアロパーツの完成は夏頃を予定しているとのことなので、正式発表を楽しみにしましょう。
ちなみにKUHLではすでにエアロコンプリートカーの予約を受付中とのことなので、できるだけ早く欲しい人はぜひ問い合わせてみてくださいね。
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