車種ジャンルで変わる
カテゴリー毎の特徴をチェック



ライトキャンパーの使い方は、「普段乗り、時々キャンパー」。日常の足としても使うクルマだけに、日々の使い方や駐車場事情、乗車人数などを考慮しながら選ぶのがベスト。もちろん旅先でどんな遊びをするかによって、積載容量も重要。これからキャンパーの購入を考えているなら、カテゴリーの違いも知っておこう。

■■1BOX/ワンボックス■■

圧倒的な広さで人も荷物も楽々積載
就寝定員目安 2〜4名/乗車定員 5〜6名


コンプリートカーのベースとして最も多く使われているのがトヨタ・ハイエースと日産・NV350キャラバンの2車種。ノーマルの状態ではシートや内装などがチープでいかにも商用車だが、様々な架装を加えたコンプリートカーは見違えるようにゴージャス。そもそも荷物をたくさん載せることを前提としたクルマなので、車内空間の広さは別格。アウトドアで使う荷物が多いなど、積載量を求めるならワンボックスがベスト。

全長の違いでロング、スーパーロング。車幅の違いで標準、ワイド。全高の違いでロールーフ、ハイルーフなどサイズが細分化されている。

■■MINIVAN/ミニバン■■

大家族ならミニバンがお薦め
就寝定員目安 2名/乗車定員 7〜8名


ファミリーカーとして考えると、日頃の使い勝手が最も良いのはやはりミニバン。3列シート車ならば荷物も人もたくさん載せられるし、小さな子どもがいる場合、隣のクルマを気にせずドアを開けられるという点でスライドドアは重宝する。ベース車として考えると、ほとんどのクルマはフラットアレンジができるが、シートをリクライニングさせるため、座面や背面の凹凸が大きい。ベッドキットを使うかマットを敷くなどの対策が必要だ。

数は少ないがミニバンベースのコンプリートカーもある。NV200バネットなどミニバンボディの商用車も車内が広く使いやすい。

■■K-CAR/軽自動車■■

日々使いやすい気軽な足
就寝定員目安 1〜2名/乗車定員 4名


街中での取り回し、燃費、維持費、高速道路の通行料など、あらゆる面でメリットがある軽自動車。スーパーハイト系や1BOXタイプなどは軽自動車とは思えないほどの広さも兼ね備えていて、ベース車としても十分に通用する。実際軽キャンパーは様々なビルダーが手掛けていて実はかなり選択肢が豊富だ。また、最近ではジムニーやハスラーなどの軽SUVも車種専用設計のマットが発売されているなど、車中泊のベース車としても人気。

63ページからの車中泊インプレッションにも登場するが、ハスラーは車中泊をするのに十分なフラットスペースを確保できる。

■■SUV/エスユーブイ■■

人気のSUVは車中泊できる?

アウトドア好きに人気が高いSUVは、車中泊のベース車として考えると、よほど大きなサイズでないと、フラットスペースの確保が難しい。ルーフテントなどを使うのがお薦め。

■■COMPACT/コンパクトカー■■

コンパクトカーも狙い目

トヨタ・シエンタやホンダ・フリードなど背高のコンパクトカーも日々の使い勝手が良く、またラゲッジも広いのでベース車として狙い目。数は少ないがコンプリートカーも存在する。

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情報提供元: ドレナビ
記事名:「 どんなクルマで車中泊する!? ライトキャンパーのベース車両【ミニバン・1BOX・SUV・コンパクトカー・軽自動車】